※MATERIAL
TOP: ALL SILVER925
※サイズ
縦 約 80mm(バチカン含む最大値)
横 約 16mm(最大値)
CHAIN: SILVER925
長さ 50cm
・サボテンの上で蛇を咥える鷲
メキシコの国章(メキシコのこくしょう)アステカの伝説に由来するデザイン。
サボテンに立つ蛇を咥えた鷲は、アステカの民が首都を決めるために、
ウィツィロポチトリ神の神託により「サボテンの上に蛇を食らう鷲がいる土地」を探して200年の間彷徨った伝説。
アステカの民はテクシココ湖で神託に適う土地を発見し、 テノチティトラン(現在のメキシコシティ)を建設した。
・コイン部分のメキシコの国章の伝説
あるときアステカのお坊さんが、戦争捕虜のコパル Copal という 少女を、テズクコ湖の西岸近くの島で殺して神に捧げた。
その数年後。
あるアステカ人が島を歩いていると、少女が殺された岩石の 割れ目からサボテンが生え、その上に一羽の大きな鷲がとま っているのを見つけました。
その鷲は、爪に長い蛇を掴み、太陽の陽を捉えるかのように 翼を大きく広げていました。
アステカ人は、これはいい兆しに違いない、そう叫んで、あ るお坊さんの所へ駆けていったのでした。
話を聞いたお坊さんは、なんだか神々しい気持ちがしてきました。
そして、「水に潜れ」という声を聞いたような気がして、 そのようにしました。
水の底には一人の男が座っており、それは水神トラロクでした。
「なにしにきた?」トラロクはお坊さんにそう尋ねました。
お坊さんは、「かくかくしかじかはなんの兆しかとお伺いに参った のです。」と答えました。
トラロクは頷いて、「実はわたしがおまえを水の中に呼んだんだ。」 といいました。
そしてこういいました。
「あれはアステカの都を作れという徴だよ。テズクコ湖のそばに 都を作ればいい、わたしが許すから。」
お坊さんは水から上がると、人々を集めてトラロクの言葉を伝えました。
皆の衆は喜び勇み、力を合わせて都を作り上げました。
それがつまり、メキシコの都なのでした。